私は高校を卒業してから20年以上東京で暮らしていました。

 

実家には盆と正月しか帰らない生活をしていたのですが、そんなある日私の姉が結婚することとなりました。

 

姉は美容院で働いていまして、その美容院に通うお客さんの紹介で知合ったそうです。

 

姉は良くしゃべる明るい性格だったので、その性格を気に入ったようで結婚することになったようです。

 

結婚式には帰省して出席できましたが、結婚相手の親戚が多く遠方から来ている方もいました。

 

披露宴で私も相手側の方たちに挨拶とお礼で周っていたのですが、その遠方から来ている方で舞鶴で暮らしている方がいまして、その人で興信所を経営して探偵をしている方がいました。

 

その方に自己紹介すると、「実は私は探偵で簡単な素行調査させていただきました。すみませんでした。」

 

と告白されました。

 

話しを聞くと東京で暮らしている私がどういう生活をしているのか、知りたかったので調査したということでした。

 

具体的には近くのホテルに泊まり、アパートから出てくるところの写真と、給料を引き落としに行ったときの写真を撮ったそうですし、休日の出歩き先も少しチェックしたそうでした。

 

ただ、調査は2・3日だけで終了し、簡単な報告をしただけということでした。

 

その話しを聞いて、銀行のATMで引き落としたときに写真を撮られたのには気がついていまして、目が合ったときにお辞儀されたのを不思議に思っていたので、そういうことだったのかと理解できました。